2015年04月08日

風呂敷の素材と取り扱い【絹】

上品な光沢と手触りのよさ、美しい発色で風呂敷の代表的存在の絹は
、冠婚葬祭の場においても重宝される素材です。

中でも、ちりめんは縦糸に撚りのない糸、横糸に右撚り・左撚りの糸を
交互に使用し織ったもので、表面におうとつのあるシボが表れ、
深みのある色合いと高級感ある風合いを出しています。

シボがあることによってしわになりにくく、一般の絹織物には
出せないしなやかな手触りと、染めつけの良さを作りだします。

包んだときに中のものに程よくフィットし、結びやすく
結び目もきれいにできます。

風呂敷と言えばちりめんとの代名詞で表されるくらいの存在です。
お手入れ方法は、水に濡れると縮む性質があるため水洗いはできませんので、
ドライクリーニングをします。

しわになりにくいのでアイロンの必要はあまりありませんが、かける場合は
当て布をして裏から中温で行います。

保管する際は、やわらかいので台紙を入れると乱れることなく保管することができます。
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2015年03月02日

着物の持ち運びと風呂敷

着物を持ち運ぶ際はたとう紙に包んだままでは中で動いてしまい、
しわの原因になりますので風呂敷をおすすめします。

着付け処に持っていく場合には、できる限り中身を出して持っていくことがマナーです。

箱や袋に入ったままでは手間もかかりますし、たとう紙のまま
包んでしまうと紙の角が折れ曲がりボロボロになりますし、
変なしわが付くことになります。

たとう紙は収納時のものと考えましょう。
大きめの風呂敷を広げ、一番下には台紙代わりに帯を適当な大きさに
たたんで置きます。

着物はたとう紙から出した長めのままで、片方の端を帯と揃えて上に重ねて置きます。
その上に長襦袢や肌着を置き、帯上げや小物類を置き、最後に着物の出た部分を
上に被せるようにすると余分な折り目やしわが付くことはありません。

風呂敷は対角をそれぞれ真結びにした四つ結びでも、対角を倒し
左右を真結びにしたお使い結びでも構いません。

風呂敷に包むことで、広げるとそのまま用意が整います。
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2015年01月29日

改まった席には家紋入りの風呂敷を使おう

日本の家庭なら必ずある家紋を入れた風呂敷は、結納や改まった席でも使え、
凛と気持ちが引き締まり、風格を表すものです。

女性には母から娘に受け継がれる女紋がありますが、一般的には
その家の男紋を使用します。

風呂敷を選ぶ際に、品格があり、きちんとした席にも使用できる素材として、
大きく分けてちりめんと紬があります。

一枚は持っておきたい家紋入りに選ぶなら、シャリ感と張りのある紬がおすすめです。
ちりめんは細かい畝のつやがあり、縮みが程よく伸びて包みやすく
風呂敷としては申し分はありませんが、せっかくの家紋がきちんと形を
美しく見せるには紬が向いています。

中でも白山紬は申し分がありません。
白山紬は釘を引っかけても破れないほど強く、一つの繭に2匹のさなぎが入った
繭の節のある糸を横糸に使っていますので、生地の所々にシボと呼ばれるうねりが特徴です。

防水加工を施してもらっておくと水を弾くだけでなく、汚れも付きにくいのでおすすめです。
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